当事務所では、皆様が管理会社と交渉する際のアドバイスを致します。

1.清掃等の仕上がりが悪い場合
管理会社への要望として日常生活上で気になるのは、やはり清掃の仕上がりでしょうか?気になる点があったら、理事会を通して管理会社に要望しましょう。

清掃スタッフは、最近の人手不足を受けて、高齢者が担当しているケースもよくありますが、体力は個人差が少なくありません。また、白内障等での視力の低下や、嗅覚の衰えもあり、汚れや臭いに気づきにくくなっていることもあります。場合によっては、清掃スタッフの交代を管理会社に検討してもらいましょう。

力の入ったモップ掛け

清掃スタッフが体力的に問題なくても、管理会社の担当者が指導力不足の場合もあります。理事会で担当者とよく協議し、清掃指導してもらいましょう。もし担当者が指導できないようなら、管理会社に直接相談して、管理会社経由で指導してもらいましょう。また担当者が動いてくれないようなら、管理会社に担当者の変更も検討してもらいましょう。

2.管理会社を変えたい!
理事会でいくら要望しても、改善が見られない場合は、管理会社の変更が視野に入ってきます。ただ十分注意しないと労多くして何も変わらず、逆に値上げとなっただけのことも。以下の「メリット」と「デメリット」で検討しましょう。

① メリット
・現管理会社の問題点を、新管理会社と契約を作成する中で解決できる。
・従来の管理委託契約から、国交省の最新の管理委託契約にすることで、新制度、法改正に則した管理体制にすることができる。

② デメリット
・新管理会社選定では、見積書を提出してもらう会社を探すところから開始し、提出された見積書を検討するには、新旧の管理委託契約の内容を精査する必要も。理事会、総会開催など、作業量が少なくない。
・人手不足の中、管理委託手数料はもとより、付随して変更となる各種の点検や清掃費が、それぞれ従来より値上げとなる可能性が高い。
・長年マンションの特徴や修理の経緯を覚えている担当者、管理員等がいなくなり、記録のある事以外の無形の知識が承継されず、一時的にスムースなマンション運営に支障をきたす可能性がある。

以上のことから、管理会社変更のハードルは低くはないと言えますが、昨今、問題のある管理会社等の報道もあり、管理会社を変更されたい場合は当事務所では、新しい管理会社の選定、新管理委託契約の精査、契約締結までお手伝い致します。(※管理会社変更の際には現管理会社から返還、引き渡しを受ける共用部各種キー等の物品、書類等、漏れが無いよう必ずリスト化するなど、細心の注意が必要です。)

共用部のキーボックス